百億の魔女語り2 やっぱり都会の女なのね、そうなのね。 (ファミ通文庫) [感想]
騎士候補生のアルトは、都会であるカイゼルに招待したエーマたちを案内するはずが、何故だがフォリーナ姫の護衛をすることになり、姫様と町を見て回ることに。
フォリーナはクローブが大好きなので、当然アルトの活躍も知っている。だからこそアルトのことも大好きなのだけれど、エーマはクローブのことを知らない。
そこでの差はあるけれど、フォリーナにしても卒業証書のために魔女になったことは知らないわけで。エーマがフォリーナのことを意識しているのが楽しい。
アルトを取りあっている構図にはなるのだけれど、アルトはそれに気付いていないし、フォリーナにしても自然なので、ライバル心を燃やしているのはエーマだけになる。
ラブコメな展開に満足でしたし、そこからの波乱も楽しめて、アルトの格好良さも出ていてバランスが良かった。
モニカがマスコットキャラになっているのも可愛らしかった。迷子になっても無言でスケッチを続け、無言でリンゴを食べる姿は小動物を連想させる可愛らしさ。
面白かった。続きも楽しみ。
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百億の魔女語り2 やっぱり都会の女なのね、そうなのね。 (ファミ通文庫)
- 作者: 竹岡葉月,中山みゆき
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/12/25
- メディア: 文庫
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