カンピオーネ! 4 英雄と王 (集英社スーパーダッシュ文庫) [感想]
護堂は引き続いてイタリアにいるわけだが、ここでも物語はカンピオーネの戦いに発展していく。アテナに巻き込まれていく形でペルセウスと戦うことに。
リリアナが可愛らしい。
エリカとは組織からしてライバルとなるリリアナ。恋愛方面には恥ずかしさや、貞操観念から消極的なので、突発的なことには焦ってしまうのが良い。
また、何気に乙女で少女漫画的な恋愛を理想としているのも、リリアナの可愛らしさを演出している。
彼女の魅力を前面に押し出してから、いつものキスが待っているので、その破壊力は凄い。エリカや万里谷とのキスもエロかったけれども、それを上回るエロさだった。
しかし、ペルセウスとの戦いはいいけれど、護堂の能力は他に何なのだろうか。今使える能力だけだと限界がある戦いを描く、というのは分かるけれど次で新しい能力を見せてくれれば嬉しい。
面白かった。
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- 作者: 丈月城
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/11/26
- メディア: Kindle版
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