丈月城
学園ファンタジーにバトル、そして――ちょっぴりエロ。 著者の新作ということで購入。某神殺しシリーズでは派手に歴史的建造物を破壊していくけれど、世界観が違うというのもあるが今のところ、そこまでの大量破壊は起こっていない印象。こちらの方がより学園…
アテナとの再戦。 熱いですね。アテナはちょいちょい登場していたけれど、改めて深く物語に関わってきました。その関わり方も、中途半端ではなく全力全開、やりきった感が出ているのが良い。護堂との対決は寂しくもあり誇り高いものだった。 何より、グィネ…
短編集。 アレクとアリスがグィネヴィアと出会う聖杯にまつわる話が意外と面白かった。神話やアーサー王などを淡々と語っていくだけと言われればだけなので、退屈に思われる人もいるかもしれませんが、読み手としては楽しめた。どうやらその手の話は好きなよ…
下巻。 護堂さん何をやってらっしゃるんですか。「少年」の能力を使って加護を与えていくわけだけれど、これまではエリカだけにしか加護を与えたことがなかったのが、今回は女性キャラクター全員が対象になっているので、凄いことになっている。 いっそ清々…
上巻。 やはりカンピオーネの中にも強さというのはしっかりあるのですね。カンピオーネと言えば全員が最強なものだから、果たして誰が最強の中の最強なのかははっきりとしないわけだけれども、羅豪教主は今まで登場したカンピオーネの中では間違いなく最強に…
リリアナの苦労人ぶりは応援したくなる。 個人的に好きなキャラクターであるリリアナは、護堂の騎士として――と宣言してしまっているだけに、よけい気持ちに気付いてもらえない。バランスの悪い食事をしている護堂に、お弁当を作ってきてしまうのは健気。 エ…
護堂は引き続いてイタリアにいるわけだが、ここでも物語はカンピオーネの戦いに発展していく。アテナに巻き込まれていく形でペルセウスと戦うことに。 リリアナが可愛らしい。 エリカとは組織からしてライバルとなるリリアナ。恋愛方面には恥ずかしさや、貞…
草薙護堂が神を殺した経緯を描く。 祖父の友人を訪ねるためにイタリアまでやってきた護堂。そこで不思議な少年と出会う。何故か野球をしたりサッカーをすることになるのだけれど、そこに魔術師で騎士と名乗るエリカが現れ、神に関係する事件に巻き込まれてい…
東欧のカンピオーネであるヴォバン侯爵が唐突に日本にやって来るのだが、その目的は巫女である祐理の力。護堂とエリカは彼女を守るため、東欧の魔王と戦うことに――。 高校生編。 エリカが護堂の高校に転校してきたのが前回のラストだが、誰もが期待している…
神を殺すことで、神の異能を獲得した者はカンピオーネと呼ばれる。主人公の草薙護堂はそんなカンピオーネになってしまったことで、日常を平和を過ごしたい気持ちとは裏腹に、神の厄介ごとに巻き込まれる。 非常に読みやすい。設定に難しい単語が並んでいても…