Infinity recollection

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僕は友達が少ない ゆにばーす (MF文庫J) [感想]

僕は友達が少ない ゆにばーす (MF文庫J)

 

僕は友達が少ない』公式アンソロジーノベル。

 

す、すごい、何だこの残念率は……。レーベルを超えて描かれている「はがない」の世界。アンソロのはずなのに、そのエピソードも安心の残念具合で本編にあってもおかしくない話が続く。そんな中、原作者が一番はっちゃけて、はっちゃけすぎってどういうことだ。

 

タイトルからして、「魔法少女うんこ☆マリア」ですから……、思い起こされたのは「ねくろまインフィニティ」だろうか。自由度がハンパではなかった。そして、これは全ての話ともそうだけれど、マリアのうんこキャラっぷりには脱帽。徹底していた。

 

また、渡航が描く「はがない」は小鷹がもの凄いぼっちだった。披露されるぼっちエピソードにこちらが涙しそうになる。一人野球って小鷹……。オチの付け方など、本家に習っているのも流石でした。

 

志瑞祐が描く「はがない」も印象的というか、著者が描く笑いは個人的に好きなのです。三二四駆とは、また世代なものをぶっこんでくる。今の中高生は三二四駆が分かるのかどうかしらないが、知らないなら調べてください。まあ、読み手は持ってなかったけどねッ! アニメは見てました。

 

アンソロですから短編集になっているので読みやすい、面白かった。

 

 Presented by Minai.

僕は友達が少ない ゆにばーす (MF文庫J)

僕は友達が少ない ゆにばーす (MF文庫J)