お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 5 (MF文庫J) [感想]
新しい妹登場。
えっ、あれ、鷹ノ宮ありさって凄くよい妹じゃないですか。何なのだろ、この可愛らしい生き物は。頭は良いし、料理は出来るし、気が利いて空気が読める。純粋な瞳で見つめてくる彼女が眩しいです。
ありさは秋人の婚約者であるから自然に彼の隣にいられるし、秋子とは違って血が繋がっているわけでもないので、行動に違和感もありません。当たり前のことを改めて言われる衝撃。
逆に、秋子は姑のように振舞っていたのが面白い。忙しいからとありさに取り合わない、何かと粗探しをして指摘する。妹と妹の兄を思うが故の争いなのだけれど、どう見てもありさに分がありすぎた。
秋子は自分の方が優れていてお兄ちゃんに相応しいということを言いたいのだろうが、ありさが如何せん完璧すぎるので相手にならない。ましてや、小学生相手に本気になってしまう女子高校生がそこにはいるので、客観的に見ると大人気ない。
そして銀兵衛が猫だった。野良猫相手にデレてしまうのは反則だ。アナスタシアも周りに不器用になってしまう面があったりして新鮮。
面白かった。
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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 5 (MF文庫J)
- 作者: 鈴木大輔,閏月戈
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/09/01
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