Infinity recollection

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丘ルトロジック3 女郎花萩のオラトリオ (角川スニーカー文庫) [感想]

丘ルトロジック3    女郎花萩のオラトリオ (角川スニーカー文庫)

 

あれ、蜂須さんカッコイイ。

 

変態しかいないのは相変わらずなわけだけれども、蜂須が格好良いのは意外でした。今までマゾという印象しかなかったので、そんな面もあるのかと。誰よりも人に嫌いになって欲しくて、誰よりも人に優しい。美少女ゲームを語る蜂須さん流石でした。

 

ヒャッホイ!

 

そんな青い人が格好良い中でも、咲丘くんの変態紳士っぷりには脱帽です。萩先輩が家に来ることになったわけだが……。

 

二時間も正座して待機している咲丘。玄関のチャイムが鳴ったらヒャッホイの一言で飛びつく咲丘。風景見るために55インチテレビ買っちゃう咲丘。壁フェチを語りだす咲丘。青い人と耐えられない空間で過す咲丘。最高に面白いです。

 

物語は黙示録を中心として、未来視が出来る嘘つき少女との逃亡劇を描いていくわけだけれど、これまた真相がアレです。また、キャラクターたちの新たな一面が見え過ぎたりもしていて、益々面白くなってきた。

 

ところで、口絵では登場人物たちが水着を着ていたけれども、特に海に行くとかプールに行くとかではないんですね。部室でダレているのが彼ららしいなー。

 

面白かった。

 

 Presented by Minai.