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魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編(中) (電撃文庫) [感想]

魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編(中) (電撃文庫)

 

中巻。

 

パラサイトの件で達也の周囲がゴタゴタしてるけれど、上巻の感想でも少し触れたように、予定調和に様に何も起こらなかったですね。逆の意味で安心してしまいました。

 

正直、頭100頁くらいまでと終盤50頁を読めば流れは補完できるのではないかと思うくらいで、大筋では読まなくても問題はない印象。

 

物語もバレンタインデーということで、ラブコメで学生していたのが一番の読みどころであり、面白さだ。これまで学生らしさが薄れていたので、ここでらしさを取り戻す。殺伐としていない、ほのぼのとした雰囲気がよかったです。

 

リーナも可愛らしかったですし、劣等生という体は全く無視されつつある昨今ですが、これからも達也くんには最強でいてもらって、モテすぎるくらいにモテて頂きたい。ほのかは未だしも、ロボットに惚れられる達也くん……、もう敵なしだよ。