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魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫) [感想]

魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫)

 

来訪者編完結。

 

リ、リーナが活躍していない。天下のアメリカは終始かませ犬の扱いといいますか、達也と深雪の無双とイチャラブを楽しく読む作品だから仕方ないのだけれど、前にもいったように大掛かりな組織とか階級とか、全てにおいて説得力がなくなって括弧笑いを地で行くような扱いになっていますね。

 

日本の高校生は全員ツヨインデスネー。

 

ツーマンセルで活躍していたのが印象的な話でもあったような気がします。ミキとかは結構好きなタイプのキャラクターなので、今回結界で活躍していたのが嬉しかったです。

 

ただ、登場人物が如何せん多いので、その分だけ印象が薄くなるのは仕方ないですね。パラサイトに辿り着くまでも、何となくで盛り上がりはあまりなったような。それも、間に大人たちの戦いが差し込まれるものだから、集中できないのだ。

 

一年生が終わって二年生になるということだけれど、冷静に考えたらまだ高校一年生なわけですよね。ここからどうやって話を広げていくのだろう。世界を広げるのはありなのだけれど、成長のしようはないわけだよね。終われるのだろうか……。

 

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