グッドナイト×レイヴン (このライトノベルがすごい! 文庫) [感想]
これからどうするのか。
先が見えてこない終わり方をするので、どうするのだろう、というのが素直な感想。凄く先が気になるので今すぐ読みたい、なら良かったのだが、そういうことでもないのだ。
本当に導入部分を説明されただけで終わっているので、なるほどねと作品を説明された一応の納得はあるのだけれど、じゃあこれからどうするのと。
主人公が常に受身で流されていくタイプのキャラクターなので、読んでいて人物が宙に浮いてしまって感情移入し難い。性格も感情の起伏が少ないので、それを助長する。作中に漂うダークな雰囲気と、現代の無気力感みたいなものが纏わりつく空気感には好感がもてるのだけれど……。
Presented by Minai.

グッドナイト×レイヴン (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 深沢仁,serori
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/08/10
- メディア: 文庫
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