Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

葉山透

9S(ナインエス)〈7〉 (電撃文庫) [感想]

ADEM編、下巻。 印象的だったのは、闘真と由宇の活躍が減ったのにもかかわらず、展開が熱くて、焦らされて常に高揚感に包まれているようで面白かった。大勢いる登場人物たちそれぞれに見せ場があったこともあり、飽きさせずに物語のテンポを失うことがなかっ…

9S(ナインエス)〈6〉 (電撃文庫) [感想]

ADEM編、中巻。 核ミサイルが無効化されたが由宇は連れ去られた。闘真は由宇を助け出すために、現状の打開の策を探るが上手く行かない。そして、勇次郎が姿を現す。 そうは言っても今回はあまり進展がない。細々とした語られていなかった部分が語られる程度…

9S(ナインエス)〈5〉 (電撃文庫)

ADEM編、上巻。 勇次郎の痕跡をたどる由宇と闘真に追っ手が迫る。ADEMはミネルヴァの一件から組織存続の危機。そんな中、新に七つの大罪が表舞台に現れる。 印象に残ったのは、いなくなってしまった闘真を心配する麻耶だろうか。闘真の部屋まで訪れて、クッ…

9S(ナインエス)〈4〉 (電撃文庫) [感想]

上下巻構成の下巻。 引き続いて天国の門に関わる、KIBOUビルでの事件を追っていくのだけれど、読むほどに新たな展開に巻き込まれていくのが楽しかった。 登場するキャラクターが多く、それぞれが窮地陥るわけだが、その度に視点が切り替わることが多いので、…

9S(ナインエス) III 〈3〉 (電撃文庫) [感想]

上下巻構成の上巻。 終盤まで読んでから上巻ということに気付いたのだけれど、そこまで一気に読み進めてしまった。文章が上手いので作品の中に入り込んでしまう。 映画を観ているみたいだと一巻の感想に書いた気がするけれど、今回はまさにそれで、闘真の視…

9S〈ナインエス〉II (2) (電撃文庫) [感想]

今度の舞台は絶海の孤島。防衛庁の秘密演習で、無人多足型戦車レプトネーターの実験が行なわれることになるのだが、それが突如として暴走。孤島に取り残された由宇、状況打開の為に闘真が投入され、二人は望まぬ形で出会うことに。 読みやすさは変わらず、一…

9S(ナインエス) (電撃文庫) [感想]

過去に「狂気の天才」と呼ばれた科学者がいた。彼が残した発明は「遺産」と呼ばれ、国家や組織がそれらを奪い合うような構図が世界に構築されている。そんな中で循環環境施設スフィアラボが武装集団により占拠されてしまう。これを解決するために、切り札と…