Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

ラブコメ

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1 (講談社ラノベ文庫) [感想]

高校に行かなくなり半ば中退状態の慎一は、とうとう就職、復学、離縁の三択を両親から迫られ、就職することを決意する。しかし、世の中は甘くない。切羽詰って就職できたのは怪しい会社で――気付くとドラゴンが空を飛ぶ異世界に連れてこられていた。 異世界交…

彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ (講談社ラノベ文庫) [感想]

主人公の旗立颯太は人生における分岐点――フラグを見ることが出来る不思議な力を持っていた。転校した高校では当然のように質問攻めにされ、転校生らしくクラスメイトに興味をもたれるのだが……、颯太は友情フラグ、恋愛フラグと次々にフラグを折りまくってい…

生徒会探偵キリカ1 (講談社ラノベ文庫) [感想]

主人公が入学したのは全校生徒8000人という白樹台学園。外部受験したのに学校については何も知らなかった主人公は、学園で絶大な権力を持つ生徒会に目を付けられ、庶務という役職を与えられてしまう。個性的な生徒会の面々に振り回されながら、学内で起こる…

百億の魔女語り4 魔女って一体なんなのかしら、ねえ-- (ファミ通文庫) [感想]

完結。 外伝でアディリシアの研究が分かり、背景がしっかりしたところでエーマと共に『禁域』へ。アルトはアルトで、気持ち良いくらいに全てを投げ捨てて追いかけるのだから格好良いです。 ジュラシックパーク。 魔術と人間、そして魔女という存在がどういっ…

僕は友達が少ない ゆにばーす (MF文庫J) [感想]

『僕は友達が少ない』公式アンソロジーノベル。 す、すごい、何だこの残念率は……。レーベルを超えて描かれている「はがない」の世界。アンソロのはずなのに、そのエピソードも安心の残念具合で本編にあってもおかしくない話が続く。そんな中、原作者が一番は…

キミはぼっちじゃない! (MF文庫J) [感想]

唐突に五歳の少女リリィの子育てをすることになる主人公、稲葉悠大。最初はリリィを迷子として警察に届けるが、警察は悠大が父親であると言い切り取り合ってくれない。もちろん、リリィに身に覚えのない悠大は戸惑うが、放ってもおけないので子育てに奮闘す…

デート・ア・ライブ3 狂三キラー (富士見ファンタジア文庫) [感想]

――やられた。最後の最後で全ての展開を掻っ攫っていった。 まずは予想していなかったと言うべきだろうか、士道の過去には何かあるとは思っていたがそれは少しずつ明かされるというか、もっと話を進めてからだと思っていたので、不意打ちを食らった気分だ。こ…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫) [感想]

八幡――、お前はそろそろ人を信じてみても良いんだよ? 部活をやるようになって少しは変わったかと思いきや、ぼっちの中のぼっちである八幡の背中には、これまでに増して寂しさと哀しさを感じずにはいられなくなってきた3巻。八幡を意識し始めた由比ヶ浜が、…

ストライク・ザ・ブラッド 2 (電撃文庫) [感想]

最強の吸血鬼である暁古城と、彼を監視するために派遣された剣巫の姫柊雪菜。今回は第一真祖の貴族が登場したことで、古城の周りを騒々しくすると共に、テロリストが起こす事件に巻き込まれていく。 誰もが分かっていたけれども、雪菜の血を吸うことで一体の…

しゅらばら! 2 (MF文庫J) [感想]

相変わらずニセ彼氏を演じ続けている主人公。 屋上では早乙女と弁当を食べ、鷹奈には修行に連れ出されて胸を押し付けられる、真愛にはスク水メイド姿でブルマについて質問される。三人に振り回される一大がいました。 声優の参考のためにと、エロ本を買いに…

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ4 (MF文庫J) [感想]

妹と血が繋がっていないことばバレてしまったけれど、相変わらずのスルーっぷりで秋人の周りが激変するわけではない。小説家として寮長して、生徒会のメンバーとして仕事をする秋人。けれど、疲労がたたったのか倒れてしまう。 看病するヒロインたちが可愛ら…

ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫) [感想]

新入部員に迫る「ふうせんかずら」の影。ニセランダムということで文研部員たちの偽者が現れ、これまでの信頼関係を崩そうとしてくるのだけれど、いつもとはアプローチの仕方が違う。というのも、今回は「ふうせんかずら」が動いているわけではない。 宇和千…

テンプテーション・クラウン 3 (集英社スーパーダッシュ文庫) [感想]

ラースさんの策謀が止まりません。 破滅の王冠でもある彼女だけれど、アキトを自分のモノにしようとルヴィと彩姫に意味深なことを言い放ってみたり、かと思ったら一歩引いて、不意に前に出てくる。ラースがアキトのことを考えながら戦うことからも、本当にア…

千の魔剣と盾の乙女4 (一迅社文庫) [感想]

ガーリャ攻略戦。 失われた島ガーリャを取り戻すために、魔剣使いたちが力を合わせて戦う。前線基地で指揮をとるバルトゥータスの元を訪ねたロックたちは、エリシアの師匠ニーウと、フィルの師匠ナイジェルと再会を果たすが、ロックの呪いを聞いたバルトゥー…

美少女を嫌いなこれだけの理由 (このライトノベルがすごい!文庫) [感想]

第2回「このライトノベルがすごい!」大賞 栗山千明賞受賞作 何だこれは……。 読み始めからして理解が追いつかなくて頭がクラクラしてくる。とんでもない設定をぶっこんできたなというのが素直な感想で、そんなことでいいのか美少女よ、と言ってやりたくなる作…

モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣) (このライトノベルがすごい!文庫) [感想]

第2回「このライトノベルがすごい!」大賞 大賞受賞作 主人公の望月砕月は年齢や種族を超越して、女の子を見たら口説かずにはいられないビョーキ持ち。冒頭からして二股がバレた修羅場から始まるのだから凄い。ましてや修羅場を前にしての発言が発言なので、…

僕と姉妹と幽霊の約束 (このライトノベルがすごい!文庫) [感想]

第2回「このライトノベルがすごい!」大賞 優秀賞受賞作 幽霊を見ることが出来る主人公、結城クロ。クラスメイトだった長谷川柴音の幽霊と出会うことで、彼女を成仏させるべく心残りが無いのか問うクロだったが、柴音は心残りが無いという。クロの三姉妹と共…

まよチキ!9 (MF文庫J)

マサムネ編。 スバルに振られてしまったジローは、マサムネの家に厄介になることになるのだけれども、その扱いといったらペット並み……いや、以下だった。一ヶ月という期間をベランダに設置されたダンボールハウスで過すことになっているとは――。 しかし、寝…

いもうとがかり (MF文庫J) [感想]

木星人は水が苦手だ。 同級生の一片愛に恋していた翔太は、告白することを決意する。成功する確立は限りなくゼロに近かったが、行動しなければそもそもゼロ。勢いに任せて告白するが、告白した相手は一片愛の妹である恋だった――。 何でも確率で物事を考える…

僕は友達が少ない7 (MF文庫J) [感想]

あれ……文化祭やってる。 隣人部として、どんな催し物をやるのか考える小鷹たちだったが、今回はまともに文化祭やれている気がする。いや、いつものように残念には収まっているのだけれど、そこまで残念というわけでもないような。物語が終盤に向って動き出し…

女子モテな妹と受難な俺 3 (ガガガ文庫) [感想]

凛世が可愛い。 小麦がメインのお話ではあるのだけれど、中盤辺りから絡んできた凛世が可愛らしすぎた。元々は妹が大好きで、妹と付き合うために明日太に近づいたわけだけれど、今や目的が明確に変化している。表向き妹と付き合うためだと言うが、本音では明…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫) [感想]

短編集。 普段はスポットが当たらないキャラクターの視点で、これまでの物語を振り返っていく、回想していくような構造になっている。そのため、一人称は新鮮でしたし、脇役からの視点でもあるので、周りからはそう見えているのかと新しい発見がありました。…

精霊使いの剣舞4 (MF文庫J) [感想]

――精霊剣舞祭へ。 やっと精霊剣舞祭が間近に感じられるところまでやってきました。……まあ、まだ開幕はしていないわけですが、それでも開催地には旅立ちましたし、そこで他の学院のキャラクターとも出会っています。 レオノーラなどはその筆頭でしょう。初対…

放課後のアディリシア 百億の魔女語り外伝 (ファミ通文庫) [感想]

外伝。 アルトの視点からでしか語られていなかったアディリシアが、ジノの視点から語られることで随分と印象が変わってくる。優秀だけれど融通が利かないというか、厳しい。そして、理不尽でちょっと変。冷たい印象を受けました。 物語はそんなアディリシア…

この中に1人、妹がいる!5 (MF文庫J) [感想]

妹の正体が判明したので、このまますんなりと彼女を選ぶラブコメに突入するのかと思いきや、妹の影が見え隠れ。折角、臨海学校にやってきたのに、妹の脅迫電話のせいで上手く楽しめない。 女の子と仲良くすると不幸が訪れる。妹かもしれないから仲良く出来な…

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2 (MF文庫J) [感想]

テナルディエの軍勢を退けたティグルたち、今回はそれほど大きな戦いというわけでもなく、着実にハーレムの足場を固めているなという印象。戦姫に続いて副官を落としにかかり、終盤での大逆転のごとく新たな戦姫を落としていくティグル恐るべし。 物語は氷の…

アキハバラヴァンパイアナイト (MF文庫J) [感想]

七位連一さんの新作。 ホームステイでやってきた吸血鬼の兄妹に面食らうカズマだったが、兄妹は日本のサブカルチャー好きのオタクだった。二人に振り回されながら、オタクな日常に付き合わされるカズマ。そんなカズマの元に、幼馴染の雫が返ってきたから大変…

デート・ア・ライブ2 四糸乃パペット (富士見ファンタジア文庫) [感想]

第2の精霊をデレさせろ。 四糸乃は左手にパペットをつけ、ウサギを模した雨合羽を着るという、何とも可愛らしい精霊さん。性格のほうも大人しく、臆病で愛らしい。そんな四糸乃をデレさせなければいけないので、デートしたり、最終的にはキスしないといけな…

恋のキューピッドはハンドガンをぶっ放す。 (ガガガ文庫) [感想]

比嘉財閥の御曹司である銀史朗は性格の捻くれた学生で、そんな彼を教育するために父親から送り込まれた護衛が戦場帰りの美少女、神尾紅羽。アフガン、イラク、ソマリアと戦地を渡り歩いてきた紅羽は、日本の平和には慣れていないので常識がない。 そんな紅羽…

千の魔剣と盾の乙女3 (一迅社文庫) [感想]

手紙を届けるためにコノートへ向ったロックたちは、祭りに必要な精霊樹の枝を取りに大陸へ行った魔剣使いたちが行方不明になったことを知らされる。救出に向うロックたちだったが、大陸で邂逅したのは過去にロックへ呪いをかけた敵だった。 過去を描きながら…